性感染症の種類とその症状 - 中の島泌尿器科クリニック

性感染症の種類とその症状

淋菌感染症

病原体・・・淋菌
感染経路

性交・オーラルセックス(男性尿道 ⇔ 女性咽頭、子宮頚管 ⇔ 男性咽頭)

潜伏期間

男性 … 3〜10日
女性 … 自覚症状も乏しく判然としないことが多い。

症状
男性尿道炎
排尿痛・膿性尿道分泌物
子宮頚管炎
おりものが見られる場合もあるが、多くは無症状
咽頭炎
自覚症状なし
結膜炎
結膜発症・膿性眼脂

非クラミジア性非淋菌性尿道炎

病原体

非淋菌性尿道炎のうち、クラミジアが検出される場合は30〜40%であるが、ウレアプラズマ、マイプラズマが原因となることが多い。

感染経路

性交・オーラルセックス

潜伏期間

1週間〜5週間

症状

クラミジアの場合と同様であるが、分泌物が少量であるため、起床時のみ認められる場合などでは、下着の汚れとして間違われることもある。


性器クラミジア感染症

病原体・・・クラミジアトラコマティス
発症年齢

15歳以上の女性に多発

感染経路

性交・オーラルセックス

潜伏期間
男性
1〜3週間だが、無症状の場合もある
女性
自覚症状がある場合は約2週間だが、無症状の場合が多い。
症状
男性尿道炎
漿液性尿道分泌物・尿道掻痒感・排尿痛
精巣上体炎
陰嚢内容の肥大・疼痛・発熱

女性は多くの場合、無症状。帯下増加、下腹部痛、性交痛、まれに肝周囲膿症を発症し急性腹症を起こすことがある。


性器ヘルペス

病原体・・・単純ヘルペスウイルス(HSV)1型および2型
感染経路

性的接触

潜伏期間

2〜10日

症状
男性
陰茎の小水疱と有痛性の浅い潰瘍
女性
初感染では外陰部の浅い潰瘍または水泡。
ソケイリンパ節の腫張・圧痛と発熱する場合が多い。

男女共に外陰部、でん部、肛門周囲などに1〜数個の水泡または浅い潰瘍が繰り返しできるが、症状は軽い。


尖圭コンジローマ

病原体・・・ヒトパピローマウイルス(HPV)
感染経路

性交 または 擬似行為

潜伏期間

数週間〜数ヶ月

症状
男性
陰茎、亀頭、冠状溝、包皮、陰のう
女性
大・小陰唇、膣前庭、膣

以上の箇所に乳頭状、鶏冠状の淡紅色または褐色の腫瘍が現れる。多発することもあり、角化して大きくなるものもある。